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女子バスケットボール部が心肺蘇生法の講習会に参加しました

2022.3.8

2月18日（金）に薬学部の小畑友紀雄先生、浦嶋庸子先生、福野修平先生にご協力いただき、心肺蘇生法の講習会を行いました。
講習会では、心肺蘇生法の基本的な流れをアニメーションビデオで確認したり、AEDの使い方、実際に1人1つ訓練用道具を用いて心肺蘇生法の手順を学びました。
現在の日本においては、心臓突然死によって年間約7万人もの人が亡くなっています。
心停止は“滅多に起こらないこと”ではありません。
心停止が起こった場合、1分毎に生存確率が約10%下がると言われており、心肺蘇生の措置を何もせず、5分ほど経過すると助かる確率は、1～2割ほどと絶望的なまでに低くなります。
このことを踏まえ自分のことに置き換え考えると、クラブ活動時にそのような事態が起きた際、助けられるのはそばにいる部員である事を強く認識しました。
また、すぐに119番通報しても、救急車が現場に到着するまでに全国平均で8分かかる為、いかにスムーズに近くにいる人が一次救命処置を行えるかが生死を分けます。
そのために、普段からAEDの設置場所を把握し、定期的に心肺蘇生法を学ぶ講習会への参加が重要であると感じました。
今回、講習会で学んだことを忘れず“起こらないだろう”ではなく“起きるかもしれない”という認識を持ち安全なクラブ環境づくりに努めたいと思います。
ご協力いただいた、先生方お忙しい中講習会を開催して頂きありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

【文責：女子バスケットボール部　中村 優葵乃なかむら ゆきの（人間社会学部スポーツ健康学科1回生）】