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2021年度「第56回オンライン志学祭」を終えて
2021.12.911月6日、7日に本学の大学祭である「志学祭」がオンラインで実施されました!
「オンライン志学祭」を終えて、大学祭実行委員会 委員長(文学部 日本語日本文学科 3回生
インタビュアー:
広報委員会 文学部 歴史文化学科 2回生
人間社会学部 人間社会学科 2回生
- 志学祭を終えて今の気持ちはどうですか?
- 当日までしっかりと準備をしてきたので満足できる形で終えることができ、今は終わってしまったという寂しさがあります。
- 準備の行い方・当日の動きはどうでしたか?
- 準備は1年かけて行いました。昨年度は緊急事態宣言が発令されたこともあり、なかなかミーティングができず話し合いがあまり進まなかったのですが、今年度はオンライン会議サービスを活用して話を進めていくことができました。
当日は舞台に立っている時間もあれば見ている時間もありバタバタしていましたが、それぞれに役割を与えることにより、全員が責任感を持って行動することができていたと思います。 - 工夫した点・苦労した点を教えてください。
- ・工夫した点
昨年度は新型コロナウイルスに対する配慮が足りないということが反省として出ていたので、手指やマイクなどの機器の消毒を徹底したり、手袋をはめるなど、より安全に行えるようにしました。
・苦労した点
昨年度に叶わなかった芸能人の方を招く企画が、当初は対面で一般の方も会場に入れて開催する形で進めていたものが感染対策のことやオンラインになるということで話が二転三転し、なかなか内容が決定しなかったので周知ができなかったというところで少し足踏みしてしまったと感じました。 - 前日祭の内容がとても良かったと感じたのですが、どのように準備が進められていたのでしょうか?
- 委員会の中の芸能局が中心となって企画局と話し合いながら構成を考え、総務局が出演者にお声がけをすることで実現することができました。
- 本祭のゲームコーナーで行われていた「時系列ゲーム」を初めて耳にしたのですが、オリジナルのゲームですか?
- 回生企画というものがあり、二回生の子たちが自分たちで考えたオリジナルゲームです。 自分自身もリハーサルで参加し、初めて行うゲームでしたがとても楽しかったです。
- 志学祭を行って良かった点と悪かった点を教えてください。
- ・良かった点
昨年度は開催時間が短く、人員が余ってしまっていましたが、今年度は長時間開催することによって、委員全員が責任感を持って行動できるようにしました。
・悪かった点
委員会内でいくつかの局があるのですが、今年度はオンラインで開催することになり、対面の際に必要となる局員たちの仕事がなくなってしまいました。まんべんなく仕事を振り分けていたのですが、他の局に比べて仕事の量が減ってしまっていたことは反省して次回に活かしたいと思います。 - オンラインだからこそ良かったと感じたこと、また対面で行いたかったと感じたこと
- 配信業者の方々など、対面での開催では関わることのなかった団体や企業などとの密な関係を築くことが出来たことが良かったです。ただ対面で実施する場合は規模が大きくなるので、対面で開催してお客さんに楽しんでいただくことが一番良いと感じました。
- オンライン開催で培ったことなどで、次に対面で志学祭を行う際に活かしたいと感じた点
- 観客を会場に何人いれるか、食品を扱うことなどに対する感染対策は昨年度、今年度のオンライン開催と同じようにしっかり行う必要があると感じました。
- これからやってみたいと考えている取り組みなどはありますか?
- 春には羽曳野フェス、秋には地域のハロウィンイベントへの参加など、一年を通して様々なイベントなどに参加することがあったのですが、今年度は新型コロナウイルスの影響により中止されてしまったイベントがたくさんあります。先輩からもこれらのイベントは好評なので、来年度は参加出来れば良いなと思っています。
- “大学祭実行委員会“を知らない人、志学祭をまだ見たことがない学生に向けてメッセージをどうぞ!
- 大学祭実行委員会は、学部学科、男女問わず様々なメンバーが現在50人弱所属しており、大阪大谷大学を代表する団体のひとつであると思っています。もちろん大変なこともありますが、その分楽しいこともたくさんあります。今年度は新型コロナウイルスの影響により開催できませんでしたが、大学祭実行委員会内での交流イベントもあります。また、社会に出たときに役立つ経験を積むことができるのが一番の魅力だと思います。
【取材後記】
今回の取材では、オンライン開催となった志学祭のお話をたっぷりと伺うことができた。20分ほどの取材の中で強く印象に残った言葉がある。オンライン開催だからこそ良かったと感じていることについて伺っている時のことだった。
「対面で出来て、お客さんが楽しんでいるのを生で見られるのが一番良いんですけど...。」
この言葉に私は酒井さんの悔しさを感じずにはいられなかった。今年度の志学祭は元々対面で行う予定で準備が進められていたことも今回の取材で明らかになった。それだけに、不完全燃焼のような思いもあるように感じた。対面からオンラインで開催されることが決まり、行き場のない怒りをやる気に変え志学祭の準備にぶつけたのかなと非常に勝手な想像もしてしまった。ただ、そのように大変な状況の中でも大学祭実行委員会の方々が「志学祭を開催するために」と一生懸命準備して下さったと思うと本当にありがたい気持ちになり、またこの努力が報われて欲しいと思った。だからこそ、来年度は対面で誰もが笑って終えられるような、記憶に残る志学祭が開催されることを心の底から祈っている。大阪大谷大学の一学生として。また大学祭実行委員会の情熱に魅了された者として。
広報委員会 文学部 歴史文化学科 2回生
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