障がい学生支援室
〈アクセスルーム〉

ピア・サポーターの募集
障がい学生支援室〈アクセスルーム〉では、
ピア・サポーターとして活動に参加してくれる学生を募集しています。
ピア・サポーターってなに?
“ピア”とは「同じような立場にある仲間」という意味です。同じ「学生」という立場である者同士で、みんながより良い学校生活を送れるよう、ともに学べる環境づくりのサポートを担う学生を"ピア・サポーター”と呼んでいます。
どんな活動をしているの?
学生の中には、大学生活を送る上で、サポートを必要とする学生がいます。例えば、聴覚障がい学生が利用するパソコンテイクや文字起こしなどピア・サポーターの活動は支援を必要とする学生の大きな支えとなります。
活動の具体例紹介
現在、行っている活動は以下の通りです。
授業に入ってサポート活動
音声認識ソフトの修正作業
聴覚障がい学生は授業を受ける際に、話し言葉を音声認識して文字として表示するアプリ(UDトーク)を利用していますが、うまく音声認識ができなかったり、誤変換が生じたりすることがあるため、文字の修正が必要となります。そのため、サポーターが教室の後方で、パソコンを使って誤変換などの修正入力を行います。
※授業中の音声情報を手書きで文字にして伝える『手書きノートテイク』もあります。


自分のペースでできる活動
授業動画の字幕修正
Microsoft streamにアップロードされた授業動画は、自動音声認識機能によって字幕が表示されます。しかし、自動音声認識機能には限界があり、誤変換や認識ミスが生じるため、字幕の修正が必要になります。そのため、字幕の修正が必要な動画をサポーターで分担して修正しています。割り当てられた授業動画を視聴し、期限内までに字幕の修正を行う活動で、PC等があれば、自宅にいながらでも活動に参加することができます。
映像資料の文字おこし&字幕付け
『文字起こし』とは、授業で使用される映像資料(DVD)の音声を聞き取り、話している内容を文字にしていく活動です。専用ソフトを使用して映像に字幕をつける『字幕付け』活動も行っています。これらの活動は、専用の機器を使用する必要があるため、大学内での活動となりますが、空き時間に自分のペースで活動できます。


また、入学式などの式典における情報保障として、字幕提示も行っています。 その他、運営活動として4つのグループ【テイク・文字おこし・手話・広報】に分かれ、イベントの企画や、サポートの練習会などの企画を行っています。※現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、活動を休止・縮小していますが、来年度以降随時再開予定です。



式典での字幕提示の様子
※これらは有償の活動です。活動に応じて謝礼(図書カード)をお渡ししています。
ピア・サポーターになるには?
サポーターとして新規登録を希望される場合は、登録フォームから登録をお願いします。
登録後はアクセスルームからピア・サポーターに関連する連絡としてノートテイクや文字起こし、字幕付け活動についての募集案内や講座のお知らせなどが届くようになります。
Q&A
- Q.サポーターの仕事はどれくらい忙しいですか?
- A.活動はシフト制なので、自分の空いている時間に応じて自分のペースで活動できます。
先輩サポーターも空きコマなど、空いている時間に活動しています。 - Q.サポート活動はボランティアですか?
- A.パソコンテイクや文字起こし、字幕修正作業などのサポート活動はボランティアではありません。
活動に応じて、謝礼(図書カード)をお渡ししています。 - Q.ピア・サポーターになる条件はありますか?
- A.大阪大谷大学の学生であれば、誰でもピア・サポーターになることができます。
- Q.ピア・サポーターになれば、すぐにサポート活動に参加できますか?
- A.ノートテイクや字幕修正など有償の活動に参加するためには、事前の研修があります。
研修を受けた後は、活動に参加できます。 - Q.ピア・サポーターになるメリットってなんですか?
- A.ピア・サポーターとして支援に携わる経験は、学生生活をより充実したものにしてくれるだけでなく、将来、会社や学校、施設などどんな場所で働くことになったとしても役立つ、貴重な経験ができます。